リンゴを半分に切ったら、中身も赤かった!となったら普通はビックリしますよね。そんなビックリなりんごが青森県にあります。
果肉の赤いリンゴが存在していた
青森県五所川原市特産「赤~いりんご」は果肉も赤色。リンゴ生産日本一の青森県には、こんな変わり種もあったのですね。
リンゴの皮の赤色は、アントシアニンという成分。このアントシアニンが皮から果肉へと浸透しているのだとか。
<ぐるたびのツイッターより>
11/5は「いい(11)りんご(5)」で #いいりんごの日
りんごといえば真っ赤に実ったおなじみの果物ですが、世界的にも珍しい、果肉まで赤~いりんごが日本にあるって知っていますか?
場所はりんごの生産量日本一を誇る、青森県https://t.co/9reR9QQO7d
味も成分もインパクト大!@ringo_a_me pic.twitter.com/172oIcpaWG— ぐるたび編集部 (@gnavi_gurutabi) 2018年11月4日
一般的なリンゴと比較して、ポリフェノール成分が約3倍と高く、アントシアニンが約4倍も含まれています。なんだか健康効果も期待できそうですね。
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リンゴジュースも赤い色
リンゴジュースを注文したのに、赤い液体が出てきたら、間違ってトマトジュースを持ってきたかと勘違いしてしまいますが、これが正真正銘の「赤~いりんご」のジュースなんです。
A氏、青森りんごジュースを注文
↓
赤い液体が届く
↓
A氏「これは注文ミスですよ」
↓
A氏、青森りんごジュースを再注文
↓
はい pic.twitter.com/HHmeGD9R8i— サラマンダーきろぴょん (@kiropyon) 2015年7月11日
アップルパイも赤い
「赤~いりんご」は普通のリンゴよりも酸味が強いため、加工品や料理に適しているとか。
青森県五所川原市では、中まで真っ赤、横に切ると花状の模様が現れると言う通称「赤?いりんご」が育成されているそうだ。枝も葉も種も赤っぽく、花はピンクらしい。こんなリンゴ初めて見た。赤いのはアントシアニンが多いから。生だと通常のリンゴより酸っぱいので加工品や料理向きだとか。 pic.twitter.com/dM08LLuufc
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) 2018年10月6日
そうそう、こんな風にパイで包んだりして。酸味が強いそうなので、他の甘い食材との相性抜群ですね。
パフェに使ったり、ジャムにしたりは、想像がつきますが、冷麺のタレに加えても美味しいのだとか。
早速!五所川原の味♪
赤〜いりんご冷麺。りんご風味のピンク色の麺、爽やか♡
明日の朝はジャム食べよ\(◡̈)/ pic.twitter.com/gAmb9lHoCW— RI-E-CO (@Risan_eveeve23) 2018年10月9日
「赤~いりんご」には、3つの品種があった
五所川原市の特産品「赤~いりんご」として活用されている品種は、次の3種類です。果肉の赤いリンゴは酸味とともに渋みも強くなる傾向があり、品種改良は大変だったことでしょう。
・御所川原
育種家の前田顕三氏が昭和14年から20年かけて育成した品種を孫の前田榮司氏が引き継いで育成したのちに、昭和48年に五所川原市が3系統を譲り受け、特性を安定させて完成させた。平成8年6月に「御所川原(ごしょがわら)」の品種名で登録した。
・栄紅(えいこう)
「御所川原」と「王林」を交配して平成28年に品種登録された果肉の赤いりんご。
・レッドキュー
「御所川原」と「金星」を交配して平成30年に品種登録された果肉の赤いりんご。収穫時期は「栄紅」より1か月以上早い9月下旬。
www.actsugaru.co.jp
その他の赤いりんご
・紅の夢(くれないのゆめ)
弘前大学農学生命科学部附属藤崎農場で行われた、リンゴの育種プロジェクトによって誕生した新品種。五所川原市の「赤~いりんご」とは別枠で、独自に普及活動が行われている。
紅の夢とは 弘前大学育成新品種りんご「紅の夢」公式ホームページ
下記は「紅の夢」を使ったスイーツなどを提供している秋田県横手市内の飲食店
クッキングアップル 「紅の夢」 | 秋田県横手市 デリカテッセン&カフェテリア紅玉
・黒石1号
青森県南津軽郡田舎館村にある黒石市バイオ技術センターで育成した品種。若干渋みがあり生食には向いていない。黒石市において2018年現在も商品開発が行われている。
「赤~いりんご」はお取り寄せできるの?
「赤~いりんご」は、そのまま食べると酸っぱいので、ジュース、ジャムなどに加工されています。リンゴジュースが赤いなんて衝撃的ですよね。