凡人には理解できない高額商品・高級品5選_そして庶民の代用品とは

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すぐれた逸品や個性的な商品をご紹介している当サイトですが、今回の記事は、ちょっとしたお楽しみ企画です。

高級品を買うことができない一般庶民の嘆きを、笑ってやりすごそうという趣旨です。

決して、気を悪くされないようお願いいたします。

格差社会における それぞれの選択肢

お金持ちの人たちは何を購入するのだろうとネットすると、知りたいことではなく、なぜか「金持ちは宝くじを買わない」とか「金持ちは無駄遣いせずに時間を買う」「本当の金持ちは地味だ」などと、優等生的な記事が上位に登場します。

まずは、検索意図と異なる結果に、不満があるのですが、それはさておき・・・

これらの記事で書かれているのは、「先祖代々の富裕層」と、いわゆる「成金」や「にわかセレブ」を比較して、財力をひけらかすための散財ぶりを批判する視点で書かれており、近年確実に広がっている格差社会に焦点を当てたものではありません。

就職氷河期以降の世代では特に、賃金格差が顕著になっており、富裕層と貧困層では、金銭感覚は全く異なります。

一般庶民は、上の方の世界に高品質なものがあるらしいと知っていながら、見てみないふりをしています。そうでもしなければ、自分の生活を肯定できないからです。でも、幸せを感じられれば、それで良いじゃないですか。

高額商品・高級品 vs 対応する庶民向け商品 あなたはどっち?

高額商品・高級品があれば、それらに対応する同様の機能、類似の使い方ができる庶民向け商品が存在します。

この記事では、一般庶民目線で、高額商品・高級品と、庶民向けのスグレモノを対比させて楽しんでみましょう。

高級カメラ「ライカ」vs「トイデジカメ」

こだわる人はとことんこだわるカメラの世界。最終的には芸術領域に入ってしまうので、違いが分かる人にとっては、快楽すらもたらしてくれる逸品なのでしょう。一方で、今の時代、写真は、スマホひとつで気軽に撮影できる身近なものでもあります。

ライカM11/130万円

「ライカ」は有名なドイツのカメラメーカー。高品質なレンズと優れた耐久性、一切妥協を許さないモノづくりでカメラ愛好家やプロの写真家をとりこにしています。

撮った写真がどう違うのか?多くの人は、「質感とでも言おうか・・・」と凡人には分からない説明をします。

ライカはシンプルな操作性も特徴で、実は以外にも初心者にも使いやすいと言われています。

ライカのMシリーズは、一眼レフでもないのに、100万円超え!気になる人は、その魅力をとことん調べてみてください。

Canon iNSPiC REC/25,000円

2019年にCanonから登場した「iNSPiC REC」は、キーホルダー感覚で服やバッグにぶら下げて持ち歩く新感覚のデジカメ。

ディスプレイは搭載せず、撮影した写真を後から見返す楽しさを提案しています。

Kenko トイデジタルカメラ PieniⅡ(ピエニ・ツー)/4,500円

アクセサリー感覚で持ち歩くのが楽しい超小型の問デジタルカメラ「PieniⅡ」

写真・動画撮影、音声録音が出来、カラフルな4色のラインナップ。

おじさんがカメラのウンチクを語ろうものなら「こういうのは楽しんでナンボだよ」と女子たちに怒られそうですね。

キャビアvsとんぶり・海ブドウ

肉や魚と違い、どういう味で何が美味しいのか凡人には分かりづらいキャビア。畑のキャビアともいわれる「とんぶり」で満足していれば、一生知らなくても良い?いいや、わかる人に言わせれば「そんな生き方は損してますよ」と言われるかもしれません。

高級食材代表 キャビア/100g:数万円

キャビアは、チョウザメの卵を塩漬けや薫製したもので、高級な料理で使用され、一般的には前菜や料理のトッピングとして提供されます。

一般庶民の方でも、結婚式などのお祝いの席でお目にかかることはあるでしょう。

キャビアは、チョウザメの種類により、ベルーガキャビア、オセトラキャビア、セヴルーガキャビアなどがあります。

庶民の味代表(1) とんぶり/100g:500円

「とんぶり」は、ホウキグサの実を加工したもので、プチプチとした食感が楽しめ「畑のキャビア」とも呼ばれます。

特に主張する味は無く、刺身に添えられたり、和え物に入れて、食管を楽しむための食材です。

「これは、キャビアだよ」と言われても、キャビアの味を知らない一般庶民は「へえ、そうなの」と納得するかもしれません。

庶民の味代表(2)海ブドウ/100g:1,000円

「海ぶどう」は正式名称をクビレズタといい、亜熱帯の浅海域に自生する海藻です。

日本では、沖縄県で昔から食用とされており、三杯酢などに漬けてプチプチとした食感を楽しみながら食べます。

高級ワイン vs コンビニワイン

高所得な人ほど、ワインについて語る人が多いことは、多くの人がそう感じていることでしょう。

その年に収穫されるブドウの状況に影響されるワイン造りにおいては、一部の高級ワインは特定のヴィンテージが評価され、希少性が生まれることがあります。

ワインの味わいは、主観的な好みによっても大きく評価は変わります。その主観は、そのワインの歴史背景や生産者の姿を重ね、ワインの味は、舌だけでなく、心にも染み入ります。

ブドウの品種、産地、年代、様ざまな要素により、無数の個性があるワインは、知れば知るほど奥深く、楽しいものです。

あなたは、そのような楽しみを持ちたいですか?それとも缶ジュースように超気軽に飲みたいですか?

超高級ワイン「ロマネ・コンティ」は、1本100万円以上、一般庶民が口にすることは無理

フランス東部ブルゴーニュ地方のロマネ村に存在する約1.8ヘクタールの畑で獲れたピノ・ノワール種のブドウから年間わずか6,000本ほどしか生産されない希少なワイン。

その味わいは非常に複雑で、赤い果実のアロマ、スパイス、花の香り、地元の土壌のニュアンスが調和しており、口に含んだ瞬間から、舌の上で広がる芳醇な感触が楽しめる、と言われています。あくまでもネット情報です。

何しろ1本100万円以上もするワインなので、筆者は、実際の証言を聞いたことがありません。

「シャトー・マルゴー」庶民でも、一生に1度は飲めるかもしれない高級ワイン/数万円~数十万円

シャトー・マルゴーは、フランスのボルドー地方のマルゴー村にあるブドウ農場のことで、同名のワイン銘柄「シャトー・マルゴー」は、世界的に名声の高いワインです。

12世紀の文献にも登場し、歴史的背景も相まってワイン愛好家にとって特別な存在となっています。

価格帯は、数万円~数十万円の範囲内。お祝い事などの際に奮発すれば、もしかすると一生に1度くらいは口にできるかもしれません。

ちょっとした贅沢に5,000円前後のワイン/5千円前後

ワインマニアさん、ワインライターさんなどが、「本当に美味しいワイン」として紹介しているのは、だいたい価格帯が5,000円前後です。

つまり、希少性やブランド力を除けば、美味しさにかける生産コストが、このあたりの価格帯でバランスを取ることができるということでしょうか。

下記の南アフリカの「シャノン」も、品質の高さが評価されていますよ。価格は約7千円です。

北海道民だけが知っている500円ちょっとで最高に美味しいセイコーマートのワイン

北海道発のコンビニチェーン「セイコーマート」で販売されているワインは、北海道民の間で絶大な支持を得ており、もはや「神」扱いとなっています。

正確には、セイコーマートは北海道以外では茨城県にもありますので、北関東地域の方ならお目にかかることがあるかもしれません。

北海道では、セイコーマートのワインといえば「G7カベルネ・ソーヴィニヨン」がテレビCMのために知名度、売り上げともにトップですが、実は、同じG7シリーズの「カルメネーレ」の方が酸味や苦みが少なくワイン初心者にはおすすめとの見解もあります。

▼セイコーマート G7 カベルネソーヴィニヨン セイコーマート売上No.1ワイン
価格 690円

▼セイコーマート G7ワイン カルメネーレ
価格 690円

高級腕時計ブランド「IWC」に対抗せよ

お金持ちのステイタスシンボルともいえる腕時計は、数十万円どころか、数百万円、数千万円もする高額な商品がたくさんあります。

何も知らない一般庶民は、「どうせ、宝石がいっぱいくっついているんでしょ?」と考えるかもしれません。

実は、高価な腕時計のほとんどは、ゼンマイで動いています。いわゆる「機械式」と呼ばれるものです。

自分でゼンマイ式を巻くものと、自動巻きとがありますが、いずれも複雑な構造は工芸品・芸術品としての価値をも生み出します。

定期的な手入れが必要ですが、適切なメンテナンスをすれば、何世代にも渡って使い続けることができるのです。

一方で、「クォーツ式」は、電池の力で水晶を振動させ、電子回路によってその振動を1秒ごとの電気信号に変えることで動きます。狂いが少なく正確ですが、一定の寿命があるといわれています。

それは理解したとしても、腕時計に数百万円ものお金を投じるということが、一般庶民から見ると、まさに別世界なわけですね。

IWC ポルトギーゼ/100万円~250万円

スイスの高級時計メーカー「IWC(International Watch Company)」の代表的なコレクションである「ポルトギーゼ(Portugieser)」は、クラシックで洗練されたデザインと長い歴史の中で培われた優れた品質により、多くの時計愛好者に支持されています。

価格帯は、100万円~250万円。べらぼうに高額な部類には入りませんが、ギラギラした感じや、金持ちをひけらかす感じがしないことに好感が持てます。

IRON ANNIE Bauhaus ((アイアンアニー バウハウス) /5~7万円

IRON ANNIE(アイアンアニー)は、ユンカースやツェッペリンなどのドイツ腕時計を手がけているポインテック社が2018年に誕生させた新鋭ブランド。

ユンカース航空機の航空計器からインスパイアされたパイロットウォッチシリーズが人気で、クラシカルなデザインとドイツならではの高い性能が評価されています。

Salvatore Marra(サルバトーレマーラ)/3万円

サルバトーレマーラは2009年にイタリアで創設された時計ブランドです。

多くのモデルが1万円台という手ごろな価格で購入できるので、20~40代に人気があります。

ゴツくて重い時計が多い中で、下記に紹介するモデルは、IWCのポルトギーゼに似ています。

定価は、30,800円ですが、値引きされて1万円台で販売されていることがあるようです。

Timex ウィークエンダー/16,000円

Timex(タイメックス)は、アメリカの腕時計ブランドで、アメリカらしくはっきりと視認性が良いデザインとカラフルなナイロンベルトが特徴的です。

しかし、「ウイークエンダー」というモデルは、クラシカルな落ち着いた雰囲気を醸しており、第46代大統領ジョージ・W・ブッシュ氏も愛用していたのだとか。

価格は、1万円台とリーズナブルです。値引きして数千円で販売されていることもあるようです。

高級バッグはブランド力がモノを言う

高級バッグほど凡人に理解できないものはありません。素材や耐久性、使用感といった性能面以上に、信じられないほどの高額になることがあるからです。

さらに、トレンドに合わせた多様なデザイン展開をしないため、そのブランドに興味のない人の目には野暮ったく映ります。

そのことを「価値の知らない人どもは可哀そうに」と思われているのかもしれません。そういう意味では、知っていた方が幸せなのか、知らない方が幸せなのか複雑な心境になります。

一方の、中価格帯や低価格帯のバッグは、ブランド力に拠らず、時代のトレンドに合わせたスタイルを提供することで消費者の心をつかみます。

さらに、超格安商品に至っては、信用を築くことよりも、手を変え品を変え目先のニーズに対応することこそが価値だったりもします。

さて、あなたはどんなバッグを選びますか。

エルメスはもはや投資対象?/50万円以上~数千万円

中でも「バーキン」エルメスを象徴するバッグで、発売以来価格が上がり続けているといわれており、つまり、所有すればするほど、高いリターンが見込めるという代物です。

ちなみに、下記の商品は、2,300万円!まずは初期費用を捻出するのが大変ですね。

実際に使うなら Kate spade(ケイトスペード)/数万円

1980年創設のKate spade(ケイトスペード)は、洗練されたデザインと品質で、ファッション界から高く評価されているほか、日本でも特に20代~30代の女性から絶大な支持を得ています。

シンプルで使いやすいデザインから遊び心のあるデザインまで幅広いアイテムが揃っており、価格帯も27,000円~60,000円と自分へのご褒美、プレゼントなどに丁度良いでしょう。

最後に

高級品や高額商品を購入できない人は、同等の機能や効果を持つ廉価な商品を選ぶことで、生活を維持することが大切です。

経済的な安定感と心の充実感を両立できるような消費行動が肝要ではないでしょうか。

でも、高額商品・高級品の価値を知っておくことは、上を目指すモチベーションにもなるのではないでしょうか。

そう言いつつ、おそらく死ぬまで一般庶民の筆者には、何の説得力もありませんが・・・。

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